2020年03月28日

孫子が兵法書を著したのは、素人軍団で勝つため

◆今、孫子を勉強しています。孫子の『子』は先生という意味で

 兵法の筆者は、孫武とされています。

 1972年に竹簡の兵法書が見つかり、それまで色々な作者の

 寄せ集めでは無いかとか。偽物ではないかという説がありました

 が、竹簡の発見で著者が特定されたようです。

 孫子が兵法書を表したのは、その時代背景があります。

 それまでの戦いは、プロの武将が小さな戦いをしていたそうです。

 国民全体を巻き込むのではなく、今の感覚だとスポーツのような

 感じだったようです。ただし、国民的スポーツではなく国王の

 争いごとです。

    孫子が兵法書を著したのは、素人軍団で勝つため

  ★動画deブログ解説は、ここから★


 孫武の時代に入りると国を奪い合うための戦争となっていきます。

 国の存亡を掛けて行いますから、国家総動員です。

 つまり素人が戦争に加わる訳です。プロなら個人技で戦うことも

 できたでしょうが、組織で戦う方が勝てる確率が高くなります。

 プロスポーツの場合、選手は一流アスリートが集まってきます。

 ところが町内会のスポーツの場合、ルールも知らない人まで

 集めてこないと試合にも出場できません。

 プロスポーツで成功したことを、素人集団に適応しても、上手く

 行かない点はここにあります。

 企業もこれとよく似たところがあります。入社してくる人は

 途中入社であろうと、その会社の戦略には不慣れです。

 うちの会社は、こういうやり方で事業を運営してお客さんに

 貢献するということを理解して、しかも早く身に付くことが

 企業間競争で有利に
働くことは間違えありません。

 孫子の兵法書は、戦い方について著したものですが、組織で

 何事かを達成するために必要なこと
も著わしています。

 まだ読み始めたばかりですが、気づかされることが多く

 あります。このブログでも伝えていきたいと思います。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 孫子の兵法
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