兵法の筆者は、孫武とされています。
1972年に竹簡の兵法書が見つかり、それまで色々な作者の
寄せ集めでは無いかとか。偽物ではないかという説がありました
が、竹簡の発見で著者が特定されたようです。
孫子が兵法書を表したのは、その時代背景があります。
それまでの戦いは、プロの武将が小さな戦いをしていたそうです。
国民全体を巻き込むのではなく、今の感覚だとスポーツのような
感じだったようです。ただし、国民的スポーツではなく国王の
争いごとです。

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孫武の時代に入りると国を奪い合うための戦争となっていきます。
国の存亡を掛けて行いますから、国家総動員です。
つまり素人が戦争に加わる訳です。プロなら個人技で戦うことも
できたでしょうが、組織で戦う方が勝てる確率が高くなります。
プロスポーツの場合、選手は一流アスリートが集まってきます。
ところが町内会のスポーツの場合、ルールも知らない人まで
集めてこないと試合にも出場できません。
プロスポーツで成功したことを、素人集団に適応しても、上手く
行かない点はここにあります。
企業もこれとよく似たところがあります。入社してくる人は
途中入社であろうと、その会社の戦略には不慣れです。
うちの会社は、こういうやり方で事業を運営してお客さんに
貢献するということを理解して、しかも早く身に付くことが
企業間競争で有利に働くことは間違えありません。
孫子の兵法書は、戦い方について著したものですが、組織で
何事かを達成するために必要なことも著わしています。
まだ読み始めたばかりですが、気づかされることが多く
あります。このブログでも伝えていきたいと思います。

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