2019年12月28日

成果に焦点を合わせる BY ドラッカー

◆前回のブログでは、社長の仕事を勉強することと勘違い

 してしまわないようにする警告を書きました。

 今回は、なぜそうなってしまうのか?ということに

 ついてお伝えしたいと思います。

 中小企業の社長は概ね戦術担当を長年していた人です。

 創業者は、100%そうです。創業者が二代目に引き継ぐ

 ときにも自分と同じ道を歩まそうとします。

 そして、自分のやってきた戦術を叩き込む訳です。

 しかし市場を見るとか、顧客のニーズを掴む、資金をどう

 やって調達して、どう配分すれば効果的かなどは創業者の

 勘とか言って引継ごうとしません。こういった戦略部分は

 直感に基づいてやっていたため、引き継ぐ術を持っていない


 のです。例えば次のようなこともその一例です。

   成果に焦点を合わせる BY ドラッカー

 動画deブログ解説は、ここから★


 創業者は、事業を存続させるという目的を意識せず持って

 います。


 引き継ぐ側は、既に会社が存在しある程度運営されている

 ところへ入ってきますので、そう簡単に会社は無くならない

 と思い込んでしまいます。少し余裕のある状況です。

 創業者への負い目もあって、勉強をよくするようになります。

 創業者も、自分にはできなかった経営の勉強を勧めます。

 しかし存続させるという目的を持っていない人が勉強を

 すると経営学と覚えることが目的に
なってしまいます。

 社内で動けば、すべてコストが発生します。これは

 避けられない事実です。ならば、そのコストで如何に

 成果を上げるか
を考えねばなりません。

 経営の勉強も同じく、成果に焦点を合わせた勉強をしな

 ければならないのです。

 このことに好き嫌いや、気分が乗る乗らないは関係あり

 ません。


 セミナーに参加するもよし、ボランティア団体の役職を

 務めるのも悪いとは言いません。中小企業の社長は、地域

 の活動に狩り出され繋がることで、事業に良い影響を

 もたらすこともあります。

 しかし忘れてはならないのは、自分は会社の社長である

 ということ
です。つまり成果に焦点を合わせることです。

 それには成果の上げ方を、知ることから始めなければ

 なりません。社長の仕事とは何かは1月のセミナーにて

 お伝えします。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略
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