弱い中小企業が勝ち残るには、どうすればよいか。
これが今回のテーマです。
持てる手段が限られている場合でも、その限られた手段、この場合
資金力を競争相手以上に投入することが必須条件です。

従って、自社が得意な市場を仮にでもよいので決めたら、競争
相手は誰なのかを調べる必要があります。
幸い、ネットの場合この辺りはオープンになっていますので、
案外楽に調べられます。反面、自社も同じように公開
されてしまっているので、注意が必要です。
競争相手以上ということが第一条件ですので、相手がいない
もしくは自社より弱い、力を入れていないかで対象となる
市場を決定しなればなりません。
一般的には市場が小さく、他社が相手にしないところが
有利になります。カテゴリキラーという言葉があるように
何か特異なところで1位になり強みを作ります。
こういうところが出来ると、粗利益の補給力が付きます。
一つのカテゴリを制覇したら、この粗利益の補給力を利用して
次のカテゴリを攻略します。
この時の手順も全く同じです。ただし違いは以前より、資金調達力
が付いた状態ですので、以前より大きな市場に参入することが
できます。今マスコミをにぎわせているZOZOタウンも規模は
違いますが、やってきたことは同じです。
人がやらないCDレコードで得た利益を、人がならないネットの
ブランドアパレルを販売していったようです。
競争相手のことは、頭に入れずこれが売れそうだからという理由
だけで、ネット販売をすると一時期は売れたとしても、直ぐに
資金力の豊富なところが真似をしてきて、逆転されてしまいます。
皆さんは、価格ドットコムに出品するとしたらどのような考え方
で出品するでしょうか?競争条件が不利という条件で考えてみて
ください。戦略実力を高める訓練になります。
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