があり、創業してから何年とかよく言われます。
この社歴は、単に年齢がいっただけで、人間と同じで精神年齢
や成熟度とは別です。
事業をしていくにあたり、人が集まってきます。これを幼稚園児
としましょう。周りのことなどお構いなし、先生が走り回って
同じ方向を向けようとしますが、園児の興味は目の前のおもちゃ。
企業に置き換えると、各人が思い思いに目の前の仕事に没頭し
営業は、売上をかき集めてくる状態です。
これが組織精神年齢バージョン1.0です。

次に、このクラスは『明るいクラスにしましょう。』と担任の
先生が言い出します。ところが、生徒たちは何のことは良く
解っていません。一部の人は、先生が言っているからと盛り上げ
ようとしますが、『お前は、また先生の機嫌を取って!』
などと揶揄されます。
企業では、社長が掲げた経営目標を自分のこととは感じて
いない。小学生レベルですね。組織精神年齢バージョン2.0
ぐらいでしょうか?
次のバージョンは、掲げられた目標を達成するために自分の役割
と目標達成との関係が解っている状態です。
ここで大切なのは、自分の仕事が組織目標にどう貢献しているか
が解っていることです。私は製造担当です。だけでは不十分です。
これが組織精神年齢バージョン3.0。中学レベルです。
組織精神年齢バージョン4・0は、他人の仕事にも責任がある
ことを理解している組織です。
ジョージア缶コーヒーのキャッチフレーズを覚えていますか?
『世界は誰かの仕事でできている。』でした。
自分の仕事は、誰かのためになります。その人の成果が上がる
ようにする責任が伴います。高校生レベル。
最後の組織精神年齢バージョン5.0は、各人が組織の成果に
責任を持っている組織です。経営管理者の領域ではありますが、
組織の成果に責任を持てる経営管理者が、次、次と現れて
くる組織が私が今思う最高バージョンの組織です。
これでようやく大学生。
これから社会に貢献していく社会人になろうかというレベル
です。幼稚園を何年も続けているところもあるんではないで
しょうか?
皆さんの会社はどのレベルにいるでしょうか?客観的に
考えてみてください。
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