◆7つの習慣の第5の習慣は、『まず理解に徹し、そして
理解される』です。
アドラー心理学では、あの人は自分より上、あいつは下
と考えないことを勧めています。
キリストの言う、汝、隣人を愛せよともよく似ています。
私はこのことを、聖人君子のための言葉で、自分には
関係のないことと思っていました。よく考えてみると自分
自身のために実行することだとが気づきました。
例えば、人をランク付けして自分より上か下かを判断し態度を
変えることをしていると諫言に対して、素直に受け入れられ
なくなります。
また、それが正しいか、間違っているかを最初から判断しよ
うとすることも同じことが起こります。自分の物差しだけで、
いつも測っている訳ですから、結局人の考え方を受け入れる
ことはできません。
こういう人に共通するのは、相手に勝つということをいつも
気にしているということです。
相手より上にいることを証明しようとしている人は、自信が
ないのではないかと思います。
このような考えを捨て、次のような考え方にすると自分自身に
とてつもなく大きな利益を与えることになります。
1.相手を理解することから始める。
2.人はそれぞれ環境が違うので考え方も全く違うと考える。
こうすれば他人が考えてくれたこと、体験したことが全て自分
自身の知恵として使うことが出来ます。
自分に力を貸してくれる訳です。
『相手を理解することから始める』は7つの習慣では、自分との
関係をより良くするために言っているように受け取れますが、
もっと大きな意味を持つと私は思います。
皆さんは、どのように考えられますか?
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2017年07月31日
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