2017年05月31日

話すことより、相手を理解することから始める

◆日本の教育がそうなのか。私は他の国で教育を受けたことが

 ないので解りません。また今の学校教育も解りません。

 少なくとも私の時代は、先生の話は静かに聞いて最後に自分

 の解らないことを質問する
という形式でした。

 お隣の国では、授業中生徒が話することがとても多いという

 のを聞きたことがあります。議論をさせて議論に勝つことを

 良しという教育だそうです。

 何となく国家間の関係を見ればうなずけます。

    話すことより、相手を理解することから始める

 ここでお伝えしたいのは、日本の教室では相手に質問をしない

 ことが美徳
とされているということです。

 質問するのは、自分の無能ぶりを宣言するようなもので、罪悪

 感さえ覚えます。

 まさに忖度出来る人は、気の利く優秀な人になるのです。

 この習慣が身に付いたまま社会に出ると、上司の話している

 途中で割って入り、質問するのは失礼に当たると思って

 しまいます。誤解してはいけないのは、質問は反論ではないこと

 です。相手を理解するための質問です。

 この質問をしないと大きな問題が起こります。

 相手の話で解らない部分が出てきたとき、理解せぬまま次の

 言葉を、理解しなけばならないれ
ことです。

 先生が「1+1=はいくつですか?」と言ったとします。この

 とき+の部分を聞き落としたら、正しい答えを導き出せません。

 この場合は計算の答えを求められていると解りますが、社会では

 予測がつかない場合も大いにあります。

 特に相手の意図など全く予測が付きません。この時に確認しては

 いけないと思って次に進まれたら相手を理解することなど到底

 できません。

 社内でこういうことが、相当起こっています。お客さんとの間で

 起こっていたら、その人が信頼されることはありません。

 これを防ぐには、相手を理解することにまず意識を集中させる

 ことです。

 ところが、多くの人が自分は次何を言おうかと考えてしまって

 います。

 話すことより、理解することに意識を集中するだけで相手の信頼

 を勝ち取ることが出来ます。

 3カ月意識したら、身に付きます。チャレンジしてみてください。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 凡人が人生で成功する法
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