2017年04月29日

働き方改革より、働く気改革

◆残業80時間以上を過労死ラインというそうですね。通常の

 勤務が1カ月160時間とすると1カ月に240時間。

 1年で2880時間が過労死ライン。

 竹田先生の必勝の1年3200時間の社長は過労死しても

 よい状態になります。

 中小企業の社長は、ほとんどの人がこのラインを越えています

 ビルゲイツ、ジョブス、本田宗一郎、ココ壱番屋の宗次さんは

 5500時間以上働いていますので、本当にこの過労死ライン

 というのがどういう意味を持つのか私には不可解です。

    働き方改革より、働く気改革

 電通の事件は、本当に痛ましい事件だったと思います。あの

勤務状況が報道の通りとすれば、過労死ラインを決めたくなる

 のもうなずけます。

 しかしその前に避けてはならない問題があったのではないで

 しょうか?それは上司と部下との関係です。

 今PM理論の研究してきた高先生の講演録を勉強しています。

 PM理論は、リーダーシップに関する考え方でそのMとは、

 メンテナンス。集団を維持する能力だそうです。

 言い換えれば、部下を気遣う人間的側面です。

 この時に上司が仕事は達成しなければならないのだ!個人の

 都合より会社の都合が先
だと考える上司だと、このM機能が

 働きません。そしてP機能の仕事中心のリーダーシップを

 発揮してしまうことになります。

 こういった上司は、会社のためだといいながら仕事は辛い

 ものだ。仕事は、大変だなどと思っています。

 仕事を懲罰か、苦しいだけで疲れるものだと暗に思っている

 ようなところがあります。

 こういう上司の元なら、80時間が過労死ラインというのも、

 うなずけます。

 もしこれが趣味か何か別の事で、自分がやりたいことだったら

 どうなのでしょうか?

 おそらく、何時間やっても平気ではないでしょうか?お金を

 出してまでフルマラソンに参加する人がいるぐらいですから。

 これに比べて仕事は、悪者扱いされています。

 仕事とは、本来自分の能力を発揮して他者に貢献するものです

 この時に、適度な強制が加わり、今までやったことがないことに

 チャレンジさせられるため自分自身が成長することになります。

 適度な強制を掛けられる上司の元では、部下は成長します。

 この部下は肉体的には疲れても、精神的には疲れません

 仕事時間が問題なのか、仕事に対する考え方が問題なのか。

 両方重要な問題ですが、私は後者の仕事に対する考え方を変

 えることの方が効果的であるし、国にとってもよい
ことだと

 考えます。

 なぜなら勤労意欲が無くなるとその国は亡びるそうですから。

 ヨーロッパのとある国のようにはなりたくないものです。

 働き方改革より、まず働く気改革ではないでしょうか?

 これは部下だけの問題ではなく、どちらかというと上司の課題

 です。念のために

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | パーソナル・モティベーション
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