2017年04月28日

イノベーションには戦略が必要    [Vol 245]

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  イノベーションには戦略が必要    [Vol 245]

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  1.イノベーションには戦略が必要

  2.地域経済活性化の秘訣

  3.何をどのようい差別化するのか          

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  1.イノベーションには戦略が必要
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 イノベーションの必要性は、前回のメルマガでお伝えしました。

 事業を継続していくには、経営をしていく必要があります。経営

 にはイノベーション(革新)が必要になります。

 自分が社長の時代に革新が必要になるかどうかは解りませんが。

 イノベーションの第7の機会:新しい知識を活用するイノベーシ

 ョンを実現するには、どういった知識・技術が必要かを予め知る

 必要
があります。

 新聞は元々組織の広報という形で始まったそうです。一つの思想

 を伝える目的だったようです。

 ですので、一部の人にしか行きわならないですし、価格も高く

 なります。

 この状態からビジネスとして成り立つには、どのような状況が

 必要かを考えておく必要があります。

 新聞を安く印刷するには、大量の部数を印刷する必要があります。

 それには、高速の印刷機が必要です。

 大量の部数を発行しても読み手がいなければ意味がありません。

 識字率の高さが一定のレベルに達していないと、これも実現しま

 せん。

 実際には、これでも事業としては成り立ちませんでした。

 それは広告の開発です。

 広く広告料を集めて、そのお金で新聞の購読料を低く抑えると

 いうモデルです。

 このモデルは、インターネットを中心とした『無料』でビジネス

 を展開しているものと考え方は同じです。

 ここでお伝えしたいことは、成功するための考え方です。

 物事を達成するには、どういうものが必要なのかを予め検討して

 おいて、その上でその状況を作るために自分の能力を集中
させる

 この手順です。皆さんの目標を達成するために手に入れる必要

 があるものは何ですか?


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  2.地域経済活性化の秘訣
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 昭和63年に行われたふるさと創生事業というのを覚えていみえ

 ますか?

 竹下登内閣のときに行われた各県に1億円の予算を付けた事業です。

 今では、考えられません。

 ほとんどが箱ものだったと聞いています。

 小林寅三郎の米百俵のようなアイデアはなかったようです。

 当時はバブル経済でしたので、あまり深く考えなかったのかもしれ

 ませんが、今1億円の予算を付けてくれたら取り分け経済の活性化

 にお金を使うのではないでしょうか?

 皆さんだったら、地域経済活性化をどのように考えますでしょうか?

 今までの経済対策というと大きな企業を誘致したり、公共事業で

 道路や建物を作ることが中心でしたが、地方に道路を作ろうが

 建物を作ろうが使う人が少なくなっていきます


 大企業を誘致しても、今や大企業は世界企業と戦っていますので

 こちらの都合がどれだけ通じるは考えものです。

 私だったら、もちろん経営者の再教育、米百俵ですね。(笑)

 徹底して差別化する考え方を身に付けてもらうようにします。

 経済が悪くなるのは、適切な利益が取れなくなることです。

 その原因の一つは、価格競争です。

 価格競争が起こる原因は、お客さんから見てそれほど変わらない

 商品を扱っているからです。

 中小企業は、はっきりと違いの解るものを手掛けないと資本力で

 負けてしまいます。

 人がやっていることを、値段を安くしてビジネスをしようという

 安易な考えが不景気の根源となります。

 さらに国内の市場は、そのままだと人口の減少と共に小さくなって

 いきます。

 そのままというのは、今まである商品・サービスだったらという

 意味です。つまり今までにない商品・サービスの開発です。

 こう考えてくると新しい事業を創生する革新を起こさなければ

 ならないということになります。

 しかも大手が手を出せない小さな市場の事業です。

 これなら、総予算1億円だとしても成果は上がると思います。

 将来日本国内のしかも地方で事業を継続していくのは、特徴が

 ないと生き残れません。

 皆さんも、差別化出来る思考を身に付けてください。

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  3.何をどのように差別化するのか
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 経営において差別化する点は、一体どこでしょうか?

 それは経営の8つの要因です。

 まずその中の3つです。

  1.商品または有料のサービス

  2.営業地域

  3.客層・業界・販売ルート


 この3つで差別化出来ないような業種業態の場合は、営業のやり方

 と顧客維持の方法を徹底して差別化しなければなりません。

 現在ある既に世の中にある事業の差別化を考えるには、イノベーシ

 ョンの機会、第4、第5、第6をヒントにすると良いとです。

 それは産業構造の変化、人口構造の変化そして認識の変化です。

 詳しくは、ドラッカー先生の『イノベーションと企業家精神』を

 勉強ください。

 特に認識の変化は、今の日本では可能性があると思います。

 認識の変化とは、コップに水が半分入っているとします。この

 事実は変わりませんが、半分足りないと思うか。半分満たされて

 いるかは認識の変化です。

 これは私の見解ですが、現在の日本はどうも認識の変化が起こり

 つつあるような気がします。

 例えば仕事に対する考え方です。決まったところで一生働き続ける

 という考えは既になくなっているように思えます。

 安定した収入は欲しいが、働くところはどこでもいい。逆にあれや

 これやを適度の経験したいという若者が増えているそうです。

 『ひとりダイバーシティ』とか『現代百姓』とか言うそうです。

 本業がありながら、それを専業としてでなく、その近接の領域に

 活動を広げていく、あるいは、ほかの仕事や地域コミュニティ、

 ボランティアの分野へと広げていくというものだそうです。

 働き方改革ということが話題になっていますが、そのうちこういう

 言葉が聞かれるようになってくると思います。

 難しい書籍ですが、『イノベーションと企業家精神』をぜひ勉強

 ください。

 しっかり勉強して、地方から経済を活性化していきましょう。


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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品戦略
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