いただきました。
社長とお会いするのは、2度目です。この時は、お知り合いの
社長のかばん持ち状態でお邪魔しましたので、覚えてみえない
と思っていましたが、憶えてくださっていたようです。
この会社プレス板金を主として行い、その技術が素晴らしい。
事前に伊藤澄夫社長が書かれた書籍を読んでいったのが功を
奏したのか、高い技術力の秘密の一端を教えて頂きました。
この会社の強みは、他社が出来ないことを考える習慣があり
ます。しかもそれを金型製造という分野に集中していること
が、それを実現している一つの要因であると直感しました。

今の世の中、なんでもボタン一つで手に入ります。物が壊れ
ても修理をするなんて考えません。
この考えないことが、習慣になってしまうと恐ろしいことが
起こります。伊藤製作所さんのように考えられる人達に、
お願いしにいく訳です。
金型技術は、先人が創り出したものですが、それを使って単に
言われたものだけをプレスしている人、つまり考えない人
さらにそれを自分の知恵で、より使い勝手のよいものにして
いく人、つまり考える人では自分自身の能力を活かす深さが
変わってきます。
どちらが良い会社になり、どちらの社員が良い仕事人人生を
送るでしょうか?
私は、後者の方を取りたいと思います。
★★ 3月22日は『弱者の経営戦略』 ★★

