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計画とはゴールを描くことである [Vol 238]
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017/01/13━■□■
目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.計画とはゴールを描くことである
2.目標なき組織は、万年最下位のお荷物球団
3.個人の目標と組織の目標は全く違う
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1.計画とはゴールを描くことである
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皆さんは、『7つの習慣』という本を読んだことがありますか?
私は昨年末オーディオブックを何度も聞き直しました。
その第二の習慣は、最後を描くことから始めるというものです。
この言葉がずっと引っかかっていました。
それで1月に開かれる経営計画書の作り方セミナーのことを
考えていた時に、経営計画が計画倒れになる原因の一つを閃いた
のです。
そうです。ゴールを描いていないことだったのです。
経営計画とは言わないまでも、年初の抱負もそうです。1年経って
どうなっていたいのか。
これを描いて、1年間それに向かってやった人とそうでない人
では、次の1年が全く違うと思いませんか?
私はいままでこうでした。
年始になるとしっかり考えて、不退転の決意をします。
そして年始の仕事が始めるとすっかりそのことは忘れていまい
ます。良くて3日です。
3日坊主とはうまいこと言ったものです。
ここでの失敗は、目標を書くことだけを描いて、1年後どうなって
いたいかを描かなかったことなのです。
ここでお伝えしたいのは、経営計画を立てるときは1年後の会社の
状態を描くことが必要だということです。
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2.目標なき組織は、万年最下位のお荷物球団
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日本のプロ野球は2リーグ制で1リーグ6チームで争っています。
上位3チームで、日本シリーズの出場権を争いますので、3位まで
に入ろうと必死です。
ところが、シーズンの終わりにその望みがなくなったチームは、
残り試合は消化試合といって若手が出たり、来シーズンの準備の
ために試合を戦っていきます。戦意喪失というやつです。
方や優勝を争っているチームは優勝が決まるまで必死です。
この違いは、目標があるか。ないか。の違いです。
一人で戦っている分には、自分の気持ちをどのようにコントロール
するかがメインになってきますが、チーム競技はそうはいきません。
全員が気持ちを一致させることが、チーム力を高めます。
それにはまず目標が必要です。
企業の場合、順位が付くこともないですし、1シーズンごと区切られ
リセットする訳にもいきません。
どちらかというとマラソンに近いと思います。しかもゴールが準備
されている訳でもありません。
経営者が自ら段階的な目標を設定しなければならないのです。
目標を設定しなかったら、競技にさえ参加すればよいという万年
最下位のチームになってしまいます。
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3.個人の目標と組織の目標は全く違う
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企業の場合、スポーツなどのように目標が与えられる訳ではあり
ませんので、目標を立てなくても良いかもしれません。
しかもこの状態が未来永劫続いていきます。
そうかといって、これがないと組織がバラバラになってしまいます。
ですから自主的に段階的な目標を設定しなければなりません。
ところが、自主的であっても自分勝手な目標は、意味がありません。
なぜならば、企業は市場つまりお客さんと競争相手の間にあるから
です。
競争相手と比較して、効果的でなければ会社は苦境に立たされます。
競争において効果的とは、まさに戦略のことです。
こう考えてくると世間で言われている目標とは、かなり違うものだ
ということが解ると思います。
1.期限がない。
2.外部から与えられない。
3.自分勝手ではいけない。
7つの習慣で言う時間を、第2領域に主体的に使わなければならない
ということです。
第2領域とは、緊急ではないが重要な事項です。
詳しくは、7つの習慣を勉強ください。。
経営計画の目標というのは、結構難しいものです。こういったこと
も原因かと思いますが、本気で経営計画を立てようとする人は
とても少ないのです。
これはチャンスでもあります。
いずれにせよ。よい会社にするには、計画は必要ですよね。
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◆ 次回の配信予定は1月27日予定です。 ◆
2017年01月13日
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