2016年04月14日

限られた資源の配分で、社長の力量が決まる [Vol 221]

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  限られた資源の配分で、社長の力量が決まる [Vol 221]

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  1.限られた資源の配分で、社長の力量が決まる

  2.あなたは、将来にどれだけ投資していますか

  3.政府は分配。企業は配分。               

                                          .+ 
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  1.限られた資源の配分で、社長の力量が決まる
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 経営資源というと、「人」「物」「金」と言われています。

 この限られた経営資源をどのように配分するかで、企業の

 発揮する力は違ってきます。

 特に中小企業は、この資源が乏しいので本当に効果的なところに

 配分しないと焼け石に水
となって消えてしまいます。

 さらに経営を難しくしている問題があります。それは経営は

 長く続くということです。

 経営者が不安なのは、現在ではなく将来です。将来への不安は、

 現在目の前で起こっている問題とは比べものになりません


 不安のあまり目を背けたくなるほどです。

 とりあえず、今の課題を解決するのに精一杯。と自分に満

 してしまっているのです。

 ところがこの見えない将来に資源を配分できる経営者ほど戦略

 実力が高いのです。

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  2.あなたは、将来にどれだけ投資していますか
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 将来投資の比率と言われているものがあります。誰が言い始め

 たのか定かではありませんが、3〜5%と言われています。

 例えば、一人当たり粗利益額が1000万円であれば、30万円

 を将来に投資する。1日の仕事時間が8時間とすると15分を

 将来のための時間にするという考え方です。

 高々15分を将来に使うとは、どういうことかと疑問を持つ人も

 いると思いますが、それほど難しいことではありません。

 予定を立てることに使えばよいのです。たぶん慣れてくると5分

 もあれば1週間分の予定は立てられるようになります。

 それでは、資金の場合はどう考えればよいでしょうか?

 業種によって違うと思いますが、私のような仕事は装置を必要と

 しません。こういう仕事は経費の配分に重きが置かれます。

 経費を将来のために使うとは、将来の商品やサービスの開発に利用

 することや新しいお客さんを作る経費に使うことが考えられます。

 人の質に関わる業種であれば、教育費に配分します。
 

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  3.政府は分配。企業は配分。
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 政府は景気対策の一環で、○○手当てなどというものをやる

 という案が浮上してきました。

 政府というのは、表向きは公平でなければなりませんので、広く

 浅くなりますので、分配というところが否めません

 これとよく似た言葉で配分という言葉があります。

 限りある資源を効果的に使うには、何にどれだけ分ければよいか

 を考えておく必要があります。ウェイト付けが必要なのです。

 税金を少しでも少なくしたくないからといって節税をすることが

 ありますが、節税すると純利益は減ります。純利益が減るという

 ことは将来の為の利益蓄積への配分が少なくなるということです。

 ではどれだけ配分する必要があるでしょうか?

 それは、一人当たりで換算すると業界平均が最低ラインです。

 出来れば3倍が理想的です。

 単に利益を一杯上げたいとか。経費を支払った残りが利益という

 ことではない
のです。

 前述しましたが、新しいお客さんを作ったり、新しい商品を開発

 するにも。配分が必要です。

 こうして考えていくと適正な粗利益というものは、相当高いもの

 になってきます。
単に人件費と経費だけを払えばそれで満足という

 ことでは会社は続けて行くことはできません。

 社長の役目をしっかりと果たすには、高い戦略実力が必要なのは

 よく解ります。

 このような心構えで、経営を見直してみては如何でしょうか?


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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 財務戦略
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