それを見て買うと言ってくれるのを待っている。
こんな営業の仕方では、お客さんの役に立つこと
はできません。
少しパソコンが出来る人なら、この程度のことは
インターネットで調べることが出来るからです。
気の利いたサイトに当たると、実際に使った人の
コメントまで載っています。
それに対して、使ったこともないセールスがお客を
説得するには自社の商品を研究しなければなりません。

研究するというのは、性能を覚えるということでは
ありません。
まずその商品を好きになることです。どこがいいん
だろう。開発者はどういう思いでこの商品を世に出し
たんだろ。使ってみたらどんなところがよいのだろう。
他の商品に比べて、どういう点が優れているのだろう。
こうした思考を繰り返すのです。
次にお客の研究です。そのお客さんは、どんなときに
その商品が必要になるんだろう。
本当のところ、どういうことを喜ぶのだろう。
どこで、メリットを感じるのだろう。とお客さんの
気持ちになって考えることです。
こんなトレーニングは、数分あればできます。移動中
休憩時間、仕事の隙間時間、お客さんの待ち時間。
自社の商品とお客さんのことをもっと研究してみては
如何でしょうか?
