2015年05月28日

大会社に修行に出すと会社をつぶす [Vol 200]

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   大会社に修行に出すと会社をつぶす [Vol 200]

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  1.大会社に修行に出すと会社をつぶす

  2.戦略と戦術の区別が付けば、○○家具の争いはなくなる

  3.強者の戦略と弱者の戦略が解れば、意思疎通できる  

                                          .+ 
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  1.大会社に修行に出すと会社をつぶす
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 『大会社に修行に出すと会社をつぶす』というのは、少し大げさな

 言い方ですが、よく聞くのが2代目さんがいい大学を出て大会社に

 就職してからしばらくして自分の会社に戻ってきて戸惑うことが

 あります


 全員がそういう訳ではありませんが・・・

 社長の家に生まれたことで、普通のサラリーマンの家とは違うものを

 持っています。通常はプラスの要因です。

 さらに成績もよく一流の大学へいくということは一見勝ち組にいる

 ような錯覚に陥ります。

 そして最後が大企業への就職となると、既に物が揃った状態で考える

 習慣が
ついてしまいます。

 これが悪い方にでると、親父の会社に戻ってきてから大会社のように

 ならなければと焦り、あれがないから出来ないとか

 大会社のルールを守れないのは、社員の能力がないからだと会社の

 批判を始めます。

 これは物量戦になりますので、強者の戦略です。

 世の中の会社は何もかも揃っているのが、当たり前という風に考える

 と中小企業では通用しません。

 ないことが前提です。

 ただし後継者が次のように考えていると大きく結果が違います。

  『上には、上がいる最も頑張らなけば負けてしまう。』


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  2.戦略と戦術の区別が付けば、後継者との争いはなくなる
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 この間、○○家具でいざこざがありました。あの会社の会長職と

 社長職がどのような役割のことを指しているのか解りませんが、

 一般的には、社長がその執行の代表であることが多い訳です。

 つまり社長は、将軍なのです

 幹部は、社長に代わって戦略を立案したり方針を決定する立場に

 はありません。同じく会長職であっても会社の方針に対しては

 何も言えない
わけです。

 戦略は社長の仕事だからです。

 社長ではない幹部はどいう仕事をするのかというと、社長の戦略に

 したがって、それぞれの与えられた部署で、その部下を教育・訓練し

 力強く戦略目標達成に向けて実行していくことです


 将軍でなくなった会長であれば、戦略を理解して自分が何をやれば

 その助けになるかを考えるべきです。

 後継者も同じことが言えます。

 社長の今の戦略、方針を理解することです。批判や避難をすること

 ではありません。

 特に後継者であれば、一般の社員より心情は解る訳ですから理解は

 早いはずです。

 さらに通常では聞けないことも聞くこと出来る状況にあります。

 そのやり取りの中で、社長が方針や戦略を変えるのは全然問題

 ありません。

 ところが一旦決まったら、その理解したことを部下に伝え納得させる

 こと
です。

 社員としてはどうしても出来ないところを、後継者がカーバーすると

 いうのが最も理想的な形ではないでしょうか?

 戦略と戦術の区別がついていれば、ほとんど揉めることはありません。


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  3.強者の戦略と弱者の戦略が解れば、意思疎通できる
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 前回のメルマガでもお伝えしたように、物がない状態で運営を

 していくと誰でも弱者の戦略になります。これが創業者です。

 逆に物が既にある状態でスタートすると強者の戦略になりがちです。

 人は、自分自身を肯定したくなるもので、さらに成功体験を重ねて

 いけばそれがその人の考え方の癖であったり価値観になってきます。

 そうすると同じような状況になった時に、その体験から身に付いた

 判断基準で判断を
していくものです。

 それが正しいかどうかは全く別のところで判断してしまっています。

 競争という観点から見れば、数が多い方が絶対に有利です。ところが

 この常識さえも成功体験は、曲げてしまいます。

 こういう失敗をしないためには、今自分が置かれている立場は数的に

 有利な状況なのか不利な状況なのかを冷静に分析することです


 その上で、自社は強者の戦略でいくのか。弱者の戦略でいくのかを

 判断することです。

 そうすれば自分の成功体験が邪魔することなく、自分の成功体験が

 生きてきます。

 このように創業者と継承者では、同じようことを経験しても状況の

 違いから体験して理解できることが違うのです。

 お互いがこのことを解っていれば、重要な決定事項で意見が食い違う

 というようなことは起こりません


 経営戦略を学ぶ重要性は、ここにも存在します。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なぜ竹田ランチェスターなのか
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