2015年05月14日

創業社長と後継者の大きな溝はここにある [Vol 199]

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   創業社長と後継者の大きな溝はここにある [Vol 199]

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  1.創業社長と後継者の大きな溝はここにある

  2.継承者は、強者の戦略になってしまう

  3.創業と後継者は、どちらの意見が正しいか      

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  1.創業社長と後継者の大きな溝はここにある
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 私は、どういう具合なのか解りませんが、独立をしてしまいました。

 独立したいと思っていた訳ではありませんが、独立したくないとい

 う訳でもなく中途半端気持ちでした。

 独立して12年目になりますが、未だにやってけなくなるのではない

 かという恐怖心は続いています。

 人によってこの辺りは違うのかもしれませんが、現れてくる現象と

 前に進もうとする推進力のようなものは創業者はあるようですね

 だからと言って継承する人がないという訳ではありませんが、確率的

 には低いと思います。

 創業した人の共通点は、ビジネスを1つに絞っていることがあります

 理由はいろいろあると思いますが、独立すると考えることが多くあり

 色々なビジネスに手を付けられないということだと思います。

 実は私もそうでした。

 あれをした方がいいんじゃぁないか。とかこれをした方が早く業績が

 良くなるのではないかと考えてしまいます。

 勉強もそうです。

 ところが、サラリーを貰っていた時の大きな違いは、結果を出さなけ

 れば即倒産になりますので、中途で止めるようなことはできないのです

 やるとなったら、結果が出るまでやると考えるのです。

 そうすると、自ずと自分が確実に出来ることを選んでしまいます。

 ここまでは、確実に弱者の戦略です。

 一点集中、実質主義、身近なところで商売をしようとする近距離戦

 接近戦、一騎打ち戦ということになります。

 ゼロからスタートしているので、頭のどこかで確実性というのが

 よぎります。



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  2.継承者は、強者の戦略になってしまう
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 ところが継承した場合は、そうではありません。

 既に、いろいろなものが揃っている訳です。お客さんもそうですし

 従業員もそうです。

 私が、以前勤めたいソフトウェア会社では、社長が立ち上げた会社に

 あとから入りました。

 既に、仕事もありお客さんもいます。

 ですから、仕事も社員もいない状態を知らない訳です。人、物、金が

 既にあることから発想が始まります。

 すると不思議なもので、あれもやりたいこれもやりたいと考えてしま

 います


 社員がいるなら、やらせばいい。この機械があるんだったら、もう

 一つ別のものがあったもいい。

 本当に不思議です。

 会社なんだから、恥ずかしくないようにしたい。並の会社でいたい

 と考えるのです。

 こうして総花的になり、人の真似をしていくのです

 もうお気づきでしょう。これは強者の戦略です。

 何もないところから、スタートすると自動的に弱者の戦略を取り

 多少なりとも、経営資源があるとこからスタートすると強者の戦略

 になってしまうのです


 これは、本人が戦略のことを知らなくてもそうしてしまうのです。

 業績を安定的によくしていこうと思うのであれば、状況に応じて

 この2つの考え方を使い分けていくのが戦略能力の高い人
です。


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  3.創業と後継者は、どちらの意見が正しいか
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 このようなことから、創業者が正しく後継者が悪いとは一概に言えま

 せん。逆に後継者が正しくて、創業者の考えが古いとも言えません。

 戦略を解っていないのが、問題なのです

 例えば、創業当時創業者は、弱者の戦略で運営をします。

 それは先ほどお伝えしたことで、経営資源がないところから始めて

 いるのが原因です。

 この弱者の戦略を選択したことは、正しいですね。

 ところがこの創業社長、戦略目標の決め方が下手くそで人が既に

 やっていること
をだったとします。

 これは人の真似ですので、強者の戦略です。それを一点集中、近距

 離戦、接近戦、一騎打ち戦でやっても業績は良くなりません。

 いくらゼロからスタートしたと言っても、競争相手に劣るものを

 一所懸命、誠意をもって立ち向かっても、駄目なものは駄目です。

 継承者でも同じことが言えます。なんでもかんでも先代がやって

 いたからと言って残していたら、弱いものまで持ち続けなければ

 なりません。

 時代が変われば、自社の弱いところは切り捨て強いところを

 もう一度市場の合うように焼き直さなければなりません。


 戦略を本当に勉強している人は、この違いが解り自分の立場でもの

 を言うのではなく、会社の立場でものを
言えるようになります。

 そうすると話がかみ合うようになるのです。


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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なぜ竹田ランチェスターなのか
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