2014年12月25日

いくら儲ければ、合格点なのか(目標を具体化する) [Vol 190]

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  いくら儲ければ、合格点なのか(目標を具体化する) [Vol 190]

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  1.いくら儲ければ、合格点なのか(目標を具体化する)

  2.社長は儲け方を考え、社員はそれを理解して行動する

  3.経済の活性化は○○ミックスより、お客さんが鍵   

                                          .+ 
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  1.いくら儲ければ、合格点なのか(目標を具体化する)
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 クリスマスにこんな経営の泥臭い話どうなんだろうと思う人も

 みえるかもしれませんが、そんな方は明日もう一度お読みください。

 前回では、もっと儲けを多くしなければということをお伝えしました。

 そうすれためには、どのぐらいの利益を上げなければならないか

 を具体的に示す
必要があります。

 それには、TKCの資料がとても役に立ちます。

 売上というのは、業種によってもそうですし会社の戦略によっても

 違いますので比較できません。

 売上よりも粗利益の方がより、実態を表しています。会社に一旦入って

 くるすべてのお金ですから、それで運営をしなければならないのは他の

 会社も同じです。

 このお金の中から、給与をはじめ経費、金利を支払います。

 黒字企業の全業種平均が、従業員一人当たり757万円

 業種によって勿論違います。

  ※必要な方は、お知らせください。資料をお送りします。

 主なものは次の通りです。

   全工事業  905.7万

   全製造業  798.1万

   全卸売業  925.7万

   全小売業  660.3万

   全飲食業  431.5万

 この中の8〜9%程度が、経常利益です。

 さて皆さんの会社は、如何でしょうか?目標はこれの12%から

 15%上
です。

 人間は具体的なものには、行動を起こしやすい習性があります。

 まずは、一人当たりどれだけ稼がなければ、標準ではないかが

 解ったところで、次の段階に進みます。

 
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  2.社長は儲け方を考え、社員はそれを理解して行動する
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 ところで皆さんのところには、超一流大学卒業の方はおみえに

 なりますか?

 私は以前上場企業に派遣されていたときに、京都大学の院を卒業

 された方を一緒に仕事をしましたが、結構難しかったです。

 人によると思いますが。

 同じ職場で東大卒の女性がいましたが、物凄く謙虚で、仕事

 もしやすかった記憶があります。

 いずれにせよ。能力はとても高かったです

 中小企業には、こういう人は滅多に入ってこないので心配する

 必要はありませんが、理解する能力は相当訓練されているのは

 間違いありません。

 学校の成績がいい人は、どんな問題であれ理解しようとする強い

 気持ちがあります。解らないから、途中で考えられなくなるという

 ことは少ない
ようです。

 では理解が遅い人は、どうすればよいでしょうか?

 量稽古しかありません。バーナード・コープマンの必勝の数値で

 いうと2.83倍の量稽古をすれば腕が悪くても勝てるそうです

 ので、訓練を3倍、4倍と繰り返せばよいのです。

 繰り返しをさせるには、仕組み作りが不可欠です。

 ところが、繰り返しをすると少々厄介なことがあります。間違

 った繰り返しをしてしまう2乗比で悪くなるということです。

 私はゴルフはしませんが、下手くそなスイングを何度やっても

 うまくならない
ですよね。多少はうまくなるにしても、上達は

 遅いはずです。

 これを防ぐには、仕組みを作る人が戦略実力を高める必要があ

 ります。そして社内でもっとも能力が高い人、つまり社長がその

 役割を担います。

 今すぐ年末年始の予定はキャンセルして、戦略の勉強に掛かりま

 しょう。(笑)

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  3.経済の活性化は○○ミックスより、お客さんが鍵
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 経営の大局には、次の4つが登場してきます。

  1.お客(50%)

  2.競争相手(25%)

  3.自社(15%)

  4.社会環境(10%)

 業績に影響する情報の比率は、カッコ内で示したような数値に

 なります。

 ビジネスを行う上で、もっとも大切なのはお客様です。

 そのお客さんの筋がいいか悪いかで、そのビジネスは大きく変わ

 ってきます。

 どういったお客さんを相手にするかによって、対応は勿論のこと

 利益性も変わってきます


 下請けに、原価低減だけを強要してしかもあれもこれも作業をさ

 せる、さらに脱却を図ろうとすると仕事を出さないと脅迫するよ

 うなところと付き合っていたら、将来は危うしです。

 自社の技術を買ってくれていて、一緒に同じ競争相手に立ち向か

 う会社
であれば下請けの立場であっても将来はあります。

 元を正せば、指示された仕事をどうやってこなすか。ということ

 に全能力を使い切ってしまったところに原因があります。

 経営というものに知力を使うことが必要


 なのです。

 まず自分が付き合うべきお客さんは、それで正しいのかを考えて

 みては如何でしょうか?

 それが決まれば、そのお客さんが感じている不便や望むことを

 どのように達成すればよいかを考えていくことです。

 今は厳しい環境にあるかもしれませんが、自分にしか出来ないも

 の競争力のあるものを作らない限り、厳しい状況は続きます


 競争力のあるものとは、商品・サービス以外の次の2つがありま

 す。それは、

   「営業地域」と「客層・業界・販売ルート」です。

 それでもダメなら、独自性のある営業方法、顧客維持方法を考え

 てみてください。

 口で言うのは、簡単ですが大変難しいことです。

 でもどんなことがあってもいい会社にして、社員、取引先、銀行

 から尊敬される会社にしたいと考えるならば
、アイデアは出てくる

 はずです。

 この年末年始少し時間をとって、決意を固めては如何でしょうか?

 こうして小さい会社が競争力の強いものを持つことが、経済をよく

 する最もよい方法です。

 ○○ミックスに神頼みするよりは、可能性が高いかもしれません

 成功を祈っております。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なぜ竹田ランチェスターなのか
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