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人を動かす3原則 [Vol 183]
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014/09/11━■□■
目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.人を動かす3原則
2.批判も非難もしない。苦情も言わない。
3.卒直で、誠実な評価を与える。
4.強い欲求を起させる。
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1.人を動かす3原則
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デールカーネギー著の「人を動かす」には、大きく分けて5つの
原則が書かれています。
「人を動かす3原則」
「人に好かれる6原則」
「人を説得する12原則」
「人を変える9原則」
「幸福な家庭をつくる7原則」
但し、5つ目の「幸福な家庭をつくる7原則」は付録として
付いています。
デールカーネギー自身家庭では失敗していると聞いたことが
ありますので、そのせいかもしれません。(笑)
今回はこの中の「人を動かす3原則」についてお伝えしたいと
思います。
その3原則とは次の3つです。
1.批判も非難もしない。苦情も言わない。
2.卒直で、誠実な評価を与える。
3.強い欲求を起させる。
これは私の持論ですが、一つ一つこれを行うのではなく、1番
目から順番もしくは同時に行う必要があります。
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2.批判も非難もしない。苦情も言わない。
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まず最初は、
「批判も非難もしない。苦情も言わない。」
人は誰でも自分のことを認めてくれる人が好きになります。
逆に考えれば、自分が他人から認められたいということになります。
人から認められるには、2つのやり方があります。一つは自らが
努力を重ね賞賛されることです。
もう一つが厄介なのですが、人より上であることを固辞する方法
です。人より優秀であることを証明しようとするのです。
そこで、人を批判し、非難をするのです。
しかもそのことを正当化するために、次のようなセリフを口走って
しまいます。
「あなたのために言っているのよ」
裏返せば、一人前として認めていないことになります。
自らを認めて貰えていない人のことを素直に聞けるかというと
そういう訳にはいきません。
こちらの言いたいことを素直に聞いてもらえないということは
思うようには動いてくれないということになります。
そこで、「批判も非難もしない。苦情も言わない。」ことから
始めるのです。
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3.卒直で、誠実な評価を与える。
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2つの目の原則は、
「卒直で、誠実な評価を与える。」です。
一つの目の原則で、相手が素直な気持ちでこちらに接することが
できる状態で評価を与える訳です。
ほめるということですね。
ほめるとお世辞の違いは、ほめるのは事実であるという点です。
事実であるためには、証拠が要ります。
証拠は具体的であればあるほどいいのです。もし自分がして欲しい
ことがあったら、そのことが少しで出来たなら評価してあげるので
す。
「さっきもお客さんの目を見てありがとうございますって
言っていたね。」
「こんな挨拶だったら、お客さん絶対に喜ぶよ。
中々出来ないよ。」
こんな具合で、如何でしょうか。
失敗しやすいのが、次のような言い方です。
「目を見て挨拶はいいけど、最後まで見送った方いいよ」
否定形で繋げることです。
「だけど」と繋げると必ず次は批判が続きます。
ここは、「さらに」と繋げるといいですね。
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4.強い欲求を起させる。
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人を動かす3原則の最後は「強い欲求を起させる。」です。
自らがそうしたくなるように仕向けるのです。
相手の好きなこと、欲していることを話題にするということです。
セールスマンが失敗する大きな理由の一つでもあります。
セールスマンが渇望するのは、自分の商品を買ってもらうことです。
そうかと言って、こちらの商品を買ってくればかりではお客さんは
動いてくれません。
お客さんの欲していることは何かを探り、そのことを実現するのに
自らの商品が役に立つと伝えれば成約の可能性はグンと高まります。
この3つ目の原則は少し難しいので、次回もう少し詳しくお伝え
したいと思います。
以上、人を動かす3原則
1.批判も非難もしない。苦情も言わない。
2.卒直で、誠実な評価を与える。
3.強い欲求を起させる。
を覚えて、実行してみてください。
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2014年09月11日
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