2024年08月27日

事業で成功したいなら、空の心で顧客起点で考える

◆昨日のアンフィルは、マーケティングとイノベーションを

 中心に学びました。

   『企業の活動とは、マーケティングと

    イノベーションによる顧客の創造である。』

 このセクションを習得すべきは、上記のことです。

 いずれも、顧客そして非顧客のことを見ることから始まり

 ます。しかし多くの場合、自分の売上や利益がちらついて

 このことを忘れてしまいます。

     チェンジリーダーの条件

 こうして勉強をしていても、頭に入ってこないのは頭の

 どこかで『どうやったら儲かるか』をいつの間にか考えて

 しまっているからです。

 顧客の欲求、現実、価値から考えたとて売れるものがなければ、

 会社にとって何の意味もない
と考えを中断してしまうのです。

 空の心でとタイトルに書いたのは、その心を無にすること

 です。自分ができる、できないに関わらず顧客の欲求は

 何なのだろうかと考えることです。そして実際に外に出て

 調べることです。

 こんな欲求があるのではないかと仮説ができたら、自分たち

 のできること、得意なことで実現するにはどうすればよいか、


 不足ているものを足しこむには、どうすればよいかを孫正義氏

 のように脳がちぎれるぐらい考えること
です。

 なぜならばマーケティングとイノベーションによって顧客の創造

 するのが企業活動だからです。

 次回は、チェンジリーダー34頁【顧客は誰か】から学びます。

   日時 9月30日(月)18時半〜

   場所 三重県中小企業家同友会 4F 会議室にて

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL

熱意願望を持つとは、楽観主義を決意すること

◆次回のマネジメント育成協会の定例研修会から弱者の

 戦略を学びます。

 最初のテーマは、強い願望と強い研究心を持つことです。

 小さい会社の社長は、業績に対する影響度が大きくなります。

 その中でも、どんなことがあっても良い会社にしようと

 いう強い熱意願望
を持たないと幾多の艱難を乗り越える

 ことはできません。中小企業は経営資源が乏しいですからこれ

 は致し方ない
ことです。

   blog20240827.jpg

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 熱意願望というと大きな夢を持ち達成していくような人を思い

 浮かべます。例えば京セラの稲盛和夫氏など起業して十年ほどで

 社員数が1万人を超えていたと聞いたことがあります。

 孫正義氏もその一人だと思います。もともと一兆、二兆という

 事業がしたかったと28歳の講演で言っていました。

 しかし、多くの中小企業の社長が必要な熱意願望はこのようなもの

 ではない
のではないでしょうか?

 成果を出すためには、必ず行動が伴います。つまり行動できる人に

 なれば良い
わけです。
 
 行動する人が積極的と映るのではないかと思います。そしてその結果

 成果をあげていく。

 この時の行動には二通りあります。皆さんは楽観主義と楽天主義の

 違いが解るでしょうか?

 AIのGeminiに教えてもらったところ以下のようでした。

   『楽天主義は、物事が必ずうまくいくと安易に考え、
    努力を怠りがちな考え方です。』

   『楽観主義は、物事がうまくいく可能性を信じつつも、
    現実的な努力を伴う考え方です。』


 ここでは紹介しませんが、AIは賢いのでこれをわかりやすく表に

 してくれていました。

 上記の説明を見れば分かるように私たちは楽観主義をとるべきで

 あることが解ります。

 可能性を信じるとは、できることは何かを考えることではない

 でしょうか?

 メンタル脳という書籍に、次のようなことが書かれていました。

 古代から人間は命の危険にさらされてきました。その結果、行動を

 抑制してきたようです。警戒心とでもいうものでしょうか?

 しかし現代では、古代に比べて命に関わるような危険は圧倒的に

 少なくなっています。しかし脳はそれが認識できず常に何か問題は

 ないのだろうかと警戒している
のだそうです。

 警戒することが、生きる術だったからです。

 行動を抑制することは、ある意味脳が正常に働いている証拠です。

 しかし現代人は、この薬が少々効きすぎてしまっているうようです。

 これを適度に効かすには、楽観主義をとることだと私は思います。

 アランの幸福論では、楽観主義を次のように書いています。これも

 AIからです。

   『楽観主義を単なる楽観的な思考ではなく、困難な状況に
    おいても希望を持ち続け、積極的に行動する意志である』

 悲観主義は感情、悲観的な感情に振り回されるそうです。

 楽天主義も同じく感情に振り回されているようながします。

 これとは違い楽観主義になろうと意識の力を働かせるそうです。

 つまり楽観的になるには、楽観主義になろうと決意することのようです。

 どんな困難な状況でも、くじけずに希望を持ち続けることがマネジャーに

 とっては大切だということですね。

 大きな夢を持つとか、会社を大きくするなどではなく可能性に行動する

 ことを決意していきたいものです。これも訓練ですね。

   <<ライブde解説は9月1日チャンネルはここから>>


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会