◆2月のUnfilのテーマは、イノベーションの原理と方法でした。
ドラッカーのいうイノベーションとは、奇跡や偶然、天才を
頼りにするものではないことは明らかです。
なぜならそこから学ぶことができないからです。
普通の人が集まり、普通ではない成果をあげるられるのは
組織だからです。
普通の人が、イノベーションを起こすにはどういう手順で行えば
よいかを学びました。
イノベーションとは、新しい価値の創造です。
そのイノベーションが成功したかどうかは、
1.行動に変化をもたらし方
2.働き方や生産の仕方に変化をもたらしたか
3.経済や社会の変革をもたらしたか
によって決まってきます。
ではイノベーションはやるべきかやらざるべきか
あらゆる活動にはリスクがあります。昨日を守ること、すなわち
イノベーションを行わないことのほうが明日をつくることよりも
大きなリスクを伴います。
昨日発生した仕事を、今日そつなくこなすというのは
問題解決に焦点を合わせていることです。それも必要でしょう。
そうかといってそれだけをしていれば明日も同じようになると
いうのは早計ではないでしょうか?
明日をつくることができるのは、マネジメントだけです。
皆さんは、イノベーションを自らの役割の一つとして
考えていますか?
次回3月25日(月)18時半 三重同友会4F会議室にて
テーマ『人生をマネジメントする(209頁)』からです。