◆今日は少し哲学的な話をしたいと思います。
世の中がこれだけ変化していると変化に過敏にならざるを
得ません。
日本にいると特に安定していることに気づかなくなります。
ある日突然隣国が攻めてきて、家族がちりちりバラバラに
なってしまうなんて、想像もつきません。
私が就職したときは、オイルショックの影響で就職難でそれまで
名前を連ねていた大会社などほとんどありませんでした。
首席以外は世間では 聞いたこともないような会社にみんな
就職していきました。それでも、給料は上がるものだと確信して
いました。
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生活も人並、みんなが人並です。格差社会ではなかったのです。
本当に変化のない時代だったと思います。
しかし、これからの日本は激変するはずです。人口増がそれを
物語っています。
2月12日の中日新聞の記事に、生産人口が2020年に比較
して2050年には、日本の市区町村の4割が半数以下になる
と出ていました。私の住む三重県も20%〜40%の間に 位置
していました。半分以下になるというのは、恐ろしい変化です。
2050年というと生きていれば私は92歳ですが、2050年に
至るまでに社会が激変することは容易に想像がつきます。
この変化の中に私がいることが、生きているということなのかなぁ
と最近よく思います。
激流の川に取り残されたら、皆さんはどうされますか?
まずは、踏ん張る。しかし川の流れは人間の脚力でどうにかなる
ものでもありません。
次の方法は、川の流に乗る。しかしこれでは普通の人なら流されて
しまいます。
三つ目の方法は、川の流れを利用することです。川の流れを機会と
するには、河川の状況や近くにある流木、流されているものをよく
観察することが必要です。中には自分の同じ方向に移動しようとして
いる人もいます。
そういう人とは、手をとって川の流れに飲み込まれないよう協力
します。しかしそれぞれ目指す方向が違ってくれば、その時は協力
して分かれます。
生きているということは、否応なしに川の流れの中にいるような
ものです。その運命を将来自分のためにどのように利していくかに
挑戦していくことが人生をよりよく生きるということではないかと
思います。変化を恐れず、利用することを考えていきましょう。
詳しい内容は、説明会を企画しましたのでそちらに参加ください。
参加要領は、以下のPDFをご覧ください。
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