2023年11月01日

決定は本当に必要か

◆中小企業の意思決定は、おおむね社長がしていると私は

 感じています。如何でしょうか?

 特にオーナー企業は、そうではないかと思います。

 一人で決定するときは、ほとんどの場合『満場一致』です。

 しかしそれでは自分の決定が正しいと思うばかりで、意思決定

 の検証はできていません。

     プロフェショナルの条件

 このセクションでは、『何もしない』という決定もあると

 いうことです。何もしないという決定をしたとしても、行動した

 ときとしなかった時の犠牲とリスクの大きさを比較せよ
と言って

 います。中小企業、零細企業はこのことがなされていません。

 行動しなくても生き延びることはできるかもしれません。

 しかしそれは本来の姿なのでしょうか?将来自分の能力を発揮できる

 ような意思決定
なのでしょうか?その場しのぎを続けることだけは

 避けなければなりません。

 最後に、決定のための指針として次の2点が挙げられています。

  1.得るものが犠牲やリスクを大幅に上回るならば
    行動しなければならない。

  2.行動するかしないか、いずれかにしなければならない。
    二股をかけたり、間をとろうとしてはならない。

 双方ともやってしまいそうなことです。

 決定するならば、しっかりと検討し二度とやり直さなくても

 よい、すぐに行動するか否かを決定できるまで検討するべきです。

 これをやらないあいまいさが、自社をゆでガエル状態にします。

 次回、Unfilは、11月27日(月)18時半から

 テーマは、第二章 優れたコミュニケーション『四つの原理』169頁です。

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL