◆人生の迷いが消える アドラー心理学のススメの第2章では、
所有の心理学と使用の心理学という言葉が出てきます。
感情に支配されるのか、感情は自分の仮想的目標が叶わない
ために発動するものなのか。これをどのように取るかは、読者に
任されています。
アドラー心理学自体、人は世の中を
かのように見ているという
仮想論に基づいているので、どちらがよいとは言えません。
したがって、私はこう思うとしか言えませんが参考になれば
と思い今回のブログを書きます。
もし感情が自分を支配していて、感情的になるのはそういう性格の
ためだと考えるとします。
すると、自分の責任ではないことになります。ある意味
このよう
なDNAを引き継がせた先祖代々の問題だと。
自分ではどうすることもできない、つまり運命は決まっている。
★動画deプログ解説はここから★ しかし感情的になるのは、自分がそのように考えたからだ
書籍でいう
仮想的目標が叶えらえないことを処理するためだと
考えるとかなりつらいことになります。
すべて自分が悪いことになりかねないですから。
アドラー心理学を受け入れらないのは、こういう点なのかも
しれません。
しかし、感情は自分が発動していると考えるといい点も
あります。
自分で感情をコントロールできるということです。
性格と言われているものも同じです。自分の性格がそうせて
いると考えれば、悪癖は自分の責任ではないので直そうと
しません。しかし
自分の性格は、すべてとまでは行かずとも
自分自身が作ってきたものだと考えると悪癖は直せる可能性が
出てきます。逆に言うと他責にする言い訳できないわけです。
私は机の上が汚く、整理整頓が下手くそでした。親からも
何度も注意されました。それがなんと50歳にして整理整頓が
できるようになったのです。
きっかけは、部屋の掃除でした。毎朝部屋を掃除することに
決めた私は机を拭くときに、机の上の書類を一旦横に置いて
から拭きます。そして拭いたら戻すわけです。
こんなことを繰り返していたある日ふっと思ったのです。
『
俺なんでこんな面倒なこと毎朝やっているんやろ』
書類がなかったら、もっと楽に朝の時間も有効に使える
のになぁ〜。
それからです。書類を置く場所を決め、毎日帰ってくると所定の
場所に置くようになったのは。整理整頓が突然できるようになっ
たのです。少なくとも机の上だけは。
それまでの私は片付けができない性格だと決めつけていましたから
こんなものでいいや。記憶力もいいし。と済ましてしました。
それまでにも、人は変われるものだとは思っていましたが、
劇的に
変われたことは私にとって大きな収穫でした。
苦手と決め込んでいることは、案外そうでないことに気づいた
からです。将来自分は変わることができるんだという希望が
できたからです。
使用の心理学をうまく使うと未来を変えることができます。
使用の心理学を間違った使い方をすると、変わらなければ
ならないというプレッシャーに押しつぶされてしまいます。 アドラー心理学を上手に使って欲しいと思います。
自分は変われると思えれば、希望の持ってる人生になるのでは
ないかと私は考えています。
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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 13:18|
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