どうやらこの考え方によると大きな間違えを起こす
ようです。
企業が営利を目的にし、そして利益を上げることが
モティベーションに繋がり、利益を上げようとすることが
組織の暴走に繋がるという論理展開が社会の一般的な
考え方です。
こうなってしまうのは、最初のところが違っているからです。
企業の目的です。

★動画deプログ解説はここから★
『企業の目的は、それぞれ企業の外にある。
企業は社会の機関であり、目的は社会にある。
したがって、事業の目的として有効な定義は
一つしかない。顧客の創造である。』
<<現代の経営>>
これがドラッカー先生の考え方です。では、利益は無視して
よいのか?というとそうではありません。
多くの組織体の中で企業は、自分自身が継続していくために
は、自らが粗利益を稼がなければなりません。
行政や警察、病院、学校などは税金によって運営ができます。
したがって企業として事業を遂行するためには、常に利益が
頭の中にちらつきます。自社の命にかかわることですから、当然
といえば当然です。
逆に、利益を無視して事業をしてもうまくはいきません。
だからと言って利益を目的にすると、社会における存在意義
はなくなり、長い目で見るとその企業は没落していきます。
社会の問題や課題を察知し、自社の強みでその解決にあたる。
そして対価を喜んで支払ってもらえるようにする。
これが企業のなすべきことです。
社会の問題や課題、つまりニーズを発見し対価を頂いて解決
した瞬間に顧客となり、市場が作られていきます。
逆に利益を追求していくと、今ある市場をどうやって獲得するか
だけを考えてしまい、新しい市場のことは考えなくなります。
ここがだめなら、あそこという風に市場を荒らしまわって
いるだけです。
もう一つ顧客の創造を原点に置くとよいことがあります。
今ある業界、社会のニーズが変わったとき顧客の創造に
基づいて行動すれば、今のような先の見えない時代においても
どう行動すればよいかが見えてきます。
私は独立当初、ないないづくしでしたのでこの言葉が身に染みて
わかります。
詳細は、ライブで解説をしたいと思います。
<<ライブde解説は3月12日チャンネルはここから>>
★戦略実力を高める戦略社長塾(60期生)募集中★
2023年6月6日スタート
↓ ↓ ↓

その2 その3 その4