作り、屋号を決めて自分で宣言すればよいのです。
これだけで世間からは社長とか、代表とか読んでもらえます。
会社のトップになりたければ、20万円ほど出して登記すれば
それでスタートできます。
問題は、スタートした直後から起こってきます。経営などした
ことがなく、勉強をしたことがない人が自分の頭で考えても
成功する確率はとても少ないものです。
仮に成功を最低限生活ができることとしても長く続けていく
ことは、とても難しいものです。
私が事業でそこそこできていると認めるラインは、15年
以上黒字を続け、一人当たりの粗利益額が業界平均以上で
あることだとしています。

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こういう会社は、パレートの法則に従うと全体の5〜10%程度
ではないかと思います。
TKCのホームページによると黒字率は、53.7%。コロナ前
でも54.1%ですので2社に1社は赤字ということになります。
なぜこのようになるかという原因は様々なことがあると思いますが
私は、経営の基本と原則を知らないことにあると思います。
そもそも経営に基本とか原則があることすらも知らないのでは
ないかと思います。
知らないのは当然です。そのような学校はありませんし、経営を
するのに車の免許証のような試験もありません。
赤字が続き、苦しくなったときに運がよければ基本と原則を
知る程度だと思います。
これは将来に日本経済にとって由々しき問題です。中小企業の
社長にとっても大きな課題です。しかもそれに気づく術があり
ません。
例えば、ドラッカー先生のいう成功するための原則を理解して
いる人がどれだけいるでしょうか?
『多くの領域において卓越することはできない。
しかし成功するには、多くの領域において並み
以上でなければならない。
いくつかの領域において有能でなければならない。
一つの領域において卓越しなければならない。』
<<創造する経営者>>
好きなこと、できることで独立したとしても並み以上でなければ
お客さんが選んでくれることはありません。
たまたま一人のお客さんは同業他社を知らなかったに過ぎない
こともあります。しかし平均以上選んでもらうことはないと
思います。さらに成功するためには、卓越性が必要です。
ところが多くの経営者が、人件費や経費を支払えればよしとし
いるようです。
卓越性という言葉自体も難しいですが、自社の卓越性を定義する
ことも卓越性を築くことも本当に難しいです。
しかし人並みであっては、成功することはない。これが原則です。
ところが多くの企業が、目の前の仕事を片付けること、問題を解決
することだけに終始してしまっています。
まずは、こういった基本と原則があるということを知っていただき
たいと思います。そして基本と原則を頭に叩き込んでください。
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