実行して成果を上げられた方は何人ぐらい言えるので
しょうか?
相当確率は低いのではないでしょうか?
その理由の一つ目は、経営計画なるものを誤って教えら
れていることがあります。
どういうわけだか、経営計画のほとんどが固定費を過去から
類推し、必要な利益を加えて売上高を算出する。
場合によっては、対前年何%アップにして目標を設定する。
こうして経費の計画と売上の計画を経営計画だと言っています。
確かに、数値目標を掲げるとそれなりの効果はあります。

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私も以前の会社では、目標値というものがなかったので
売上目標という数値目標を掲げました。これを意思することで
売り上げは徐々に上がっていきました。数字には魔力があります。
しかし、これは売上を予測しているにすぎません。
成長期においては、こうして売上を予測しても案外達成するもの
です。
このような売上高を中心にした計画ではなく、戦略計画の場合
実行することまで明確になっています。
にもかかわらず、成果を上がらないことがあります。
その点について、ドラッカー先生は次のように言っています。
『最善の戦略計画さえ、仕事として具体化しなければ
よい意図にすぎない。
成果は、組織のなかの主な人材を割り当てることに
よって決まる。
戦略計画は、将来において成果を生むべきは活動に
資源を割り当てて、初めて意味をもつ。
さもなければ、約束と希望はあっても戦略計画は
存在しない。』
つまりいくら良い戦略計画を立てたとしても、人材を割り当て
なければ何も起こらないということです。
計画より実行を重視することです。当たり前ですが。
したがって、実行する人が計画を立案する時点で参加する方が
実行はスムーズにいきます。
実行の段階で、反対者が出て戦略自体を意味のないものにして
しまうこともあります。
こうして考えてくるとわれわれが経営計画と考えていたものは
どうやら成果を出さないようにしていたようです。
では成果を上げる計画とはどういうものでしょうか?
このような戦略計画書であれば、策定する時間を投入しても無駄には
なりません。
このような戦略計画を作れるように勉強していきましょう。
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