2022年12月25日

経営の教科書【報奨を与えれば、成果が上がる】

◆経営における迷信は多いものです。その中で最もよく

 勘違いされていることが、このことかもしれません。

 成果主義です。確かに、この方法が良かった時代もあった

 し、そういう仕事もあったかもしれません。

 しかし、それは一時的なことであり、経営の本質をついて

 いません。
特に中小企業が成果主義を導入すると、組織崩壊に

 なりかねません。


 よくありがちな間違えですので、よく考えてみてください。

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2022年12月22日

経営にカリスマ性はいらない。むしろ邪魔になる。

◆経営者の中には、目立ちたがり屋という人がいます。

 アドラー的に言うと優越コンプレックスがあることに

 なるのでしょうか?その原因は、社長像にあるような

 気がします。

 昔ながらの社長像は、人情味のある親方で家族を守って

 行ってくれる人、そしてなんでも知っていてこの人の言う

 ことを信じていけばよいというカリスマ性
の高い人だった

 ような気がします。

 たとえて言うなら、田中角栄元首相のような存在でしょうか。

 日本列島改造論の高度成長化ならそれでも良かったかも

 しれませんが、社会が発達してきた現代では厳しいのでは

 ないかと思います。

    経営にカリスマ性はいらない。むしろ邪魔になる。

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 ドラッカー先生の書籍によると三菱でさえ、創業者の

 岩崎弥太郎が早死にしたおかげで
、事業を続けられたという

 ことです。

 すごい能力を持った天才が起業し、事業がどれだけ大きく

 なったとしても、天才が次に現れる確率はとても少ない

 経営は、365日24時間行われています。なぜならば

 お客さんは、常に自分のニーズを考えているからです。この瞬間

 にも我々は比較されているのです。

 インターネットで買い物をするようになってからその傾向が

 顕著に現れてきています。

 では名経営者になるには何をしなければならないか。

 このことを理解するには経営をシステムとらえるとよいと思います。

 人とお金を投入して、顧客という成果を上げるシステムです。

 しかしシステムは、定常業務にしか効果を発揮できません。直観に

 頼ることはできません。したがって非常時の対応は難しくなります。

 以上のことから経営者が何をしなければならないかが解ります。

 業績の上がる経営システムを作ることです。そして作ったシステムに

 異常はないか変化はないか常に観察することです。

 この時の異常、変化というのは、社内の出来事ではありません。

 市場つまり顧客ニーズとのずれです。

 ドラッカーの名言

    『事業の定義の見直しに成功する人は、

      予期せぬ失敗を部下の無能や偶然のせいにしない。

         システムの欠陥の兆候と見る。

     予期せぬ成功を自らの手柄とぜず、

            自らの前提の問題が生じていると見る』


 社長は偉いと特別扱いされることが多々あると思いますが、それに

 乗らないように、自らの仕事を遂行してください。

 有名になることが社長の仕事ではありません。有名人の仲間入り

 する必要もありません。 

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2022年12月18日

経営の教科書【問題を解決していけば業績は良くなる】

◆中小企業は日々問題が起こってきます。今日この仕事を

 仕上げなければならないということも課題であり、これも

 問題の一つです。ひと月過ぎれば給与と経費の支払いの

 心配をし、明日の仕事の手配を考える。これらすべて課題であり

 問題です。しかしこの仕事に終始していては、明日はありません。

 ところが実態は課題の解決です。そしていつの間にか、この問題

 さえ解決すれば・・・と頑張り続ける。

   『働けどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり』

 そしてバタ貧病に伏す

 とならないために、経営の勉強をしていきましょう。

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2022年12月15日

事業を続けたければ目標を目指すな!未来を作れ!

◆目標設定をし、目標を目指すこと自体はよい方法だと

 私は思います。目標を設定し活動を行うと活動が集中し

 成果につながりやすいからです。

 組織の場合特にその効果は高いと思います。組織は

 多くの人で構成されています。それだからこそ、現場で

 好き勝手に意思決定が行われます。

 意思決定が個人の判断という域で行われているとすると

 単なる烏合の衆
となります。

 目標設定することは、鵜匠がアユを取ることでお客さんを

 喜ばせること
と決めることです。

    事業を続けたければ目標を目指すな!未来を作れ!

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 しかしそれだけでは鵜は動きません。鵜匠と鵜をつなげる手綱が

 いります。人間に手綱を結びつけるわけにいきませんので、

 そこに戦略、仕組みが必要になります。

 こうすれば一人一人の動き、意思決定が一つの目標に集中し

 人数以上の成果を生むことになります。

 したがって、目標設定するということは行動に結びつき

 現場の近いところで組織としての意思決定ができるもの


 なければなりません。 

 しかし目標をゴールを切ることと勘違いしてしまうことが

 あります。今はこうしかできないから、とりあえず〇〇しよう

 と意思決定してしまう
ときがその時です。

 そしていつの間にかゴールを目指し、ゴールの向こうには

 夢のような世界が待ち受けていると思ってしまうことです。

 ここさえ切り抜ければと。

 事実、売上目標など達成したら、祝杯を上げて大騒ぎをする

 人は多いものです。決算が終わったら、労をねぎらって酒を

 酌み交わすのも良いかもしれません。

 しかし事業を続けていくならば、そのような考え方は早く

 あきらめる
べきだと思います。事業のハッピーエンドはありません。

 めでたしめでたし、そして幸せに暮らしましたとさ。と

 終わるのはおとぎ話の世界だけです。

 本日のドラッカーの名言は

   『事業の定義は、組織が目標を達成したとき

    陳腐化する。
目標を達成したときとは、

    お祝いをすべきではなく、事業の定義を

    見直すべきときである』


 つまり次の目標設定をすべき時です。

 経営者は達成できると確信したときには、まだ実際に達成

 していなくても次の目標を考えられる人です。

 次の目標とは、すでに起こった未来を具現化することです。

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2022年12月04日

経営の教科書【事業継承とは、今までの事業を守ることだ】

◆本日は諸事情の関係で、自宅からのライブ配信でした。

 この事業継承についてもそうですが、見方を変えれば

 脅威が機会になるというには、本当だと思います。

 事業を継承する人がいないから、継承する人や買ってく

 れる企業を探すというのは、脅威を問題
ととらえている

 証拠だと私は思います。継承する人が現時点少ないという

 ことは、継承したい人が多いととらえれば、そこは機会に

 なります。私がこのニュースレターで伝えたかったのは、

 継承していく仕組みを作るということです。

 そこまで伝える時間がなかったのですが、どこかで

 伝える機会を作りたいと思います。

 まずは、今回の解説をご覧ください。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略

2022年12月01日

〇〇を考えなくて中小企業は、大丈夫なのか?

◆好む好まざるとにかかわらず、こういう仕事に入って

 しまったことで、中小企業の将来はあるのだろうかと

 思うことが多々あります。

 本日のネタ、経営の哲学の一文もそれを伺える内容でした。

 目の前の問題解決に終始してしまい、事業の明日を考える

 時間も、手段も持ち合わせていない。


 中小企業、とりわけ30人以下になるとこの傾向が著しい

 と思います。根拠はないですが、私は講義で最低3%を将来

 時間として投入してほしいと願っております。

 年間3200時間仕事をしたとして、96時間、1か月8時間

 つまり丸1日は現在の仕事のことを一切忘れて明日の事業の

 ことを考えて欲しいと思います。

    〇〇を考えなくて中小企業は、大丈夫なのか?

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 じゃぁ1日投資すればよいのかというとこれではかなり厳しい

 と私は思います。3%の時間投資をすることで、時間が作られ

 5%になり、実力がつくことで効果が以前の2倍、3倍になって

 いくと思います。しかしこれには5年〜10年を要する覚悟が

 必要です
ので、ほとんどの人が今日の仕事をねぎらって一杯

 飲んでしまうのだと思います。これからの時代は超競争社会だと

 ドラッカー先生は言っています。
選ばれしものだけが勝ち残る

 社会になっていきます。これは明日のことを少し考えれば直観的に

 解ることだと思います。

 さて、今日の名言は、事業の定義の見直しについてです。

   『事業の定義が陳腐化しつつあることが

    わかった
ならば、定義を見直し、事業の

    方針と方法を変えなければならない。

    自らの行動を、経営環境の新しい現実と

    使命として規定すべきものと、獲得すべき強みに

    沿ったもの
にしなければならない』

 
 陳腐化しつつあるなんて考えもしないし、新しい現実も知ろうと

 もしない。強みも自画自賛の自分本位。

 これでは、将来が不安になるに決まています。気を紛らわすために

 酒を飲み仲間とつるんでも、悩みは消えません。

 結局、自分ひとりの知識で考えていても、何も事業の明日は変わり

 ません。皆さんは、どのように感じられますか?

 経営、マネジメントの知識を得ることをお勧めします。

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