2021年11月20日

弱者は軽装備に徹するを改めて考える

◆先日三重県でランチェスター戦略社長塾の塾長をされて

 いる方と社長塾の進め方について話をしていました。

 テーマは、早わかりランチェスター法則第3章弱者の経営

 戦略です。

 その11番目の項目

  『弱者は軽装備に徹して動きを早くする』

 について説明をしていたときです。疑問に思ったことが

 あります。

 テキストには、次のように書かれています。

 『資金が固定化する経営を避けて、本当に必要なところ

  もしくはお客を作るときに欠かせない大事なところに

  資金を集中的に配分すべき


 資金が固定化するとは、テキストには、自社ビルを建てる

 とか高級車を購入すると書いてありますが、実際の経営現場

 ではどのようなことになるのだろうか?という疑問です。

    blog20211120.jpg

  ★動画deプログ解説はここから★


 資金が固定化するとは、経理上固定資産が増えるということです。

 固定資産には、土地、建物、自動車、機械装置などがあります。

 これらは決算時によく購入
されます。

 車の営業をしていたので、決算セールなんていうことをよく

 聞きました。車の場合、減価償却を定率で償却出来ます。

 利益が上がったときは、60%償却し節税できます。

 利益が薄いと、償却率を低くすることができます。

 こういう固定資産があると節税にはとても便利です。

 銀行さんは、お金を貸すのが仕事ですので危険でなければ

 貸してくれます。せっかく借りたお金であっても、固定

 資産(資金が固定化)になるとキャッシュフローは厳しく


 なります。このように周りの環境は、資金を固定化する

 ように進んでいきます。社長自身が良い車に乗り、社内の

 環境を新しくしていくと気分は良くなるし、社員や周り

 からの評判も良くなります。こうしてどんどん資金を固定化

 する方向に進んでしまいます。特に拡大思考の大きい方


 気をつけてください。

 組織においては、『直接粗利益を稼ぎ出す販売の仕事により

 多くの人を配分する
』ことが軽装備だとテキストにはあります。

 社内のことはよく見え、気になります。気をつけていないと

 間接部門の人間か多くなってきます。

 もう一つ組織であるのは、人が固定化することです。

 人が固定化とは、入ってからずっと同じ仕事をすることです。

 こういう人が増えてくると、組織が動きにくくなり重装備と同じ

 現象を起こしてしまいます。

 テキストは、たった8行しか書いてありませんが、よくよく考えて

 みると恐ろしいことです。

 この兆候を、決算書で確認するのは固定化率を見ればよいのです。

 自己資本額の2倍も3倍も固定資産があるのだったら、緊急事態

 宣言を発令する必要がありますね。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略