その根本原因は、世の中が変化しているからです。
経営者が意識しようがしまいが、世の中は変化して
います。社会が変わるということは、そこで生活する
消費者の考え方、価値観が変わりニーズ、欲求が変
わることになります。
当然自社が今最善だと考えていることは、最善でなく
なります。つまり今の自社にとって不都合な真実が
常に表れてくるのが社会なのです。
しかしその不都合な真実を、どのように受け入れるかは
組織、とりわけトップマネジメントによって大きく変わ
ってきます。そしてその受け入れ方は、その人の目的に
よって変わってきます。

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例えば、組織の場合目的が利益だとします。すると社会
変化以上の利益の変化が気になります。利益は売上と経費の
差ですから、この二つが気になるのです。売上が低迷すると
儲かることはないか、見つからないと経費削減に目が行きます。
しかし目的を社会貢献、企業にしかできない社会貢献である
市場創造に置くと受け入れ方が変わってきます。
利益が落ちること以上に、新しい顧客そして市場を作れて
いるかに注目が行きます。
そして社会の変化をよきものとして受け入れるように感情を
も働かせます。不都合な真実、既に起こっていることをどの
ように事業化すれば良いか、つまり機会として捉えます。
事業を継続できる組織とは、市場創造に目的を持っている
組織です。組織の目的の在り方は、トップマネジメントしか
決めることができません。よき意図を持って目的を決めないと
考えの浅い利益至上主義になってしまいます。
トップマネジメントが、どのように行動するか、感情を持つ
かも当人の目的によって決まってきます。
ここは、個人の目的ではなく組織にとって正しい目的を持つ
べきではないかと私は思います。皆さんは如何でしょうか?
今日のブログは、アドラー心理学などを踏まえていますので
理解し難いかもしれません。補足を動画で解説しますので
参考にご覧ください。
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