2021年07月10日

知識は教えることはできないが、学ぶことはできる

◆前回に引き続き、『P・F・ドラッカー〜理想企業を求めて』

 より、抜粋します。

   働く者に自己実現の機会を与えるには、学習と

   自己開発の便宜を図らなければならない。

   ドラッカーは「知識組織になるためには学ぶ組織

   でなければならない。知識は教えることはできない。

   だが、学ぶことはできる
」と言っていた。

 ここで第一に重要なことは、『知識組織になる』ということを

 前提としていることです。

 知識社会に対応する知識組織では、知識が生産手段です。

 一人ひとりの頭の中に生産手段があるのです。

 脳に汗をかいていないときは、生産していないことになります。

    知識は教えることはできないが、学ぶことはできる

  ★動画deプログ解説はここから★



 上司の言われたことを何も考えずに実行するのが、今まで

 良いとされていましたが、そうではないのです。

 そういう組織は、学ぶ組織にならないといけないということ

 です。自分で考えるのですから、知識そのものを教えることは

 できません。

 自分で思考を繰り返して、脳を鍛えるしかありません。しかも

 これが正解ですという答えが既にある訳でもありません

 但し、目的はその組織で一致していなければなりません。

 これがミッションです。

 私は、システム開発の仕事をしていました。一つの目的を達成

 するプログラムは、数えきれないほどあります。

 しかし自分勝手にプログラムをさせていたのでは、全体の効率

 が落ちてしまいます。その人しかプログラムが解からない訳です

 から、修正が発生した場合ほかの人が変わることができないのです。

 ですから、他の誰かが見てもある程度解かるような決まりを教えます。

 効果的に製造する方法です。

 そうかと言って、このプログラムは一行目にこう書いて、二行目には

 どうこうしなさいと指示していたら、自分が作成する方が早い

 訳です。肉体労働の場合は、こういう考え方にはなりません。

 先輩方がやってきたことをそのまま実行する。そしてその後コツを

 覚えていく。こんな方法で学習をしていきます。

 プログラムの組み方を規定し、教えた後は自分で学ぶしかありません。

 同じプログラムは二つとして無いわけですから、それまでに得られた

 知識を応用してプログラムを作成する目的を達成していくのです。

 知識を学ぶと言っても、放任主義では成果は上がりませんし、

 目的も決めずに学んでも、効果的ではありません。

 皆さんの組織は、知識組織になろうとしていますか?

 それとも今ある組織の延長線上に将来の組織を描いていますか?

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界