2021年07月03日

ドラッカー先生でも理解できなかったことがある

◆先日より、P・F・ドラッカー理想企業を求めてという書籍を

 読んでいます。この本は、エリザベス・イーダーハイムという

 コンサルタントが、晩年ドラッカー先生から依頼を受けて、書き

 記した書籍
です。訳は上田惇生先生。

 マネジメントの上中下巻の下巻のあとがきに紹介されていました

 ので、読むことにしました。

 ドラッカー先生の言葉を、他人を介して私は知ることになるので

 少々抵抗があったのですが、丁度アドラー心理学の書籍を読み終

 えたところでしたので、継続学習の隙間としてこの本を挟み込んで

 みました。

   ドラッカー先生でも理解できなかったことがある

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 この本は、ドラッカー経営を一通り勉強した方が読むととても

 良い本です。ドラッカー先生のインタビューに基づき、実際の企業

 を裏付けのために取材
しています。その取材先はが実際にマネジ

 メントを実践してきた人たちですので、具体的に自分に置き換えて

 イメージしやすく
なりました。ドラッカー先生の言葉は、真意を付いて

 いるのですが、凡人には解かりにくい表現がありますから。

 第2章の3分の2当たりに進んだときに、私をほっとさせる言葉

 がありました。それは次のような文章です。

  『ドラッカーは、あまりに多くの企業が株主に気をとられ

   顧客を忘れていることを心配し事態を深刻に受け止めた』

 この次の文脈です。

  『CEOたちがどうして自分のいうことを聞かないのかが

   理解できなかった


 社内会議をしていると、自社の売上であるとか、自社の問題点が

 議題になることがほとんどです。

 そこに、顧客がどのようになったかは、ほとんど出てきません。

 ドラッカー先生は、顧客の中にパートナーとしての顧客として成員

 を含めています。したがって、社員がどのように成長したかも顧客

 の成果となります。これすらも会議には出てきません。

 せいぜい出ても、喜んでいましたよ。とか顧客は満足していました。

 程度のことです。どこをどのように満足したいのか。そもそもそれは

 われわれの顧客なのか
・・・・

 この前提があって、会議ができるし、マーケティングの勉強もできる

 はずです。目的なきところに成果なし。手段とコストだけが増えるだけ。

 ほっとしたのは、ドラッカー先生でもクライアントの気持ちが理解

 できなかった
ということです。

 ドラッカー先生に比べて劣っている私であれば、当然のこと。

 まだまだ研究の余地はあるということです。

  ・われわれの事業は何か

  ・われわれの事業は何なるか

  ・われわれの事業は何であるべきか


 を最近自問している私にとっては、とても勇気づけらた一文でした。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界