2021年04月17日

能力以上の報酬は、会社の罪

◆一昨日マネジメント上巻を読み終えました。私の勉強方法は

 オーディオブックと書籍の併用です。

 もともと読書が嫌いで、読む速度の遅いため1冊を読むだけで

 2か月、3か月掛かるのはよくあることでした。

 ところが、今回は半月足らずで読み終えることができました

 その方法とは次のような手順です。

 書籍を読む前に、オーディオブックを車を運転するときなどを

 利用し2〜3回聞いておきます。

 のちに、書籍を読み始めると、おおよそのストーリーが頭に

 入っていますから、読む速度がぐんと上がります。

   能力以上の報酬は、会社の罪

 まだ上中下巻の上巻だけですが、ドラッカー先生のマネジメ

 ントは、経営者として研究して損はない内容
です。

 プロフェショナルの倫理についてドラッカーは、次の言葉を

 伝えています。

   『知りながらにして害をなすな』です。

 例として、報酬の高さについて言及しています。

 報酬が高いと聞くと給与の払い過ぎと思ってしまいますが

 少々見方が違います。報酬を高くすることで、その組織に

 縛り付けることになるとドラッカーは言っています。

 その人が、能力を生かせていないと感じていても捨てがたい

 報酬のために組織にしがみついてしまう
からだそうです。

 能力以上に報酬を与えることは、その人の能力を生かし切れ

 ないことになります。これは、逆の意味で会社の罪です。

 こういったことは、日本ではあまり見られないですが、

 顧客との関係でもあり得ます。

 依存度が高くなりその顧客から離れられなった場合、間違って

 いることでも悪いと知りつつそのまま実行してしまうことです。

 そんなことを続けていれば、市場から神判が下り業界自体がなく

 なることすらあります。

 能力以上の仕事を受けることも、知りながらにして害をなすに

 該当します。さらにいうならば、得意でもないことを粗利益が

 ほしいからといって受けることもこれに当たります。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界

2021年04月11日

地域戦略CD版解説【1位の地域作りと陶山訥庵の戦略 第1回】

◆本日は、フェイスブックの動画配信と同時に配信の本番でした。

 残念ながら、途中で回線が重くなりすぎて画面が止まってしま

 いました。急遽フェイスブックの方を停止しましたら、復活

 しました。大変ご迷惑をお掛けしました。

 そんなトラブルの中、今回は陶山訥庵の戦略の概要をお伝え

 しました。陶山戦略については、戦略社長塾でしっかりとお伝え

 していますので、できればそちらを受講いただければと思います。

 次回からは、フェイスブック動画は前半のブログ解説だけに

 したいと思います。

  <<次回4月18日11時〜>>
        『1位の地域作りと陶山訥庵の戦略 第2回』をお送りします。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域戦略

2021年04月10日

敵対心を起こす努力・幸福感を起こす努力

◆毎月の前半はかなり厳しく時間管理をしないとストレスが

 溜まってしまいます。その原因は、ニュースレター原稿です。

 今月号は、マネジメントとアドラー心理学との密接な関係

 お伝えしようと文章を書いています。

 しかしアドラー心理学を勉強してそれほど経っていないので、

 書籍を確認しながらになっています。これがいつも以上に時間が

 費やされる原因の一つです。

 アドラー心理学の伝えたい部分は、次のようなことです。

    敵対心を起こす努力・幸福感を起こす努力

  ★動画deプログ解説はここから★




 アドラーは人間の中に『劣等感』を発見しました。

 劣等感を克服するために、人間は努力します。その努力の方法を

 大きく二つに分けました。

 一つが『優越への努力』です。

 劣等感を解消するために、競争心や嫉妬心を掻き立てます。そして

 努力をするのです。しかしこれには問題が内在します。

 上手く行かなかったら、競争相手に負けることを意味します。

 そうなると勝てると思えることには、努力しますが、勝てそうも

 ないと思うことには、努力を回避
できる理由を自分で作りだして

 しまいます。負けられないので言い訳が必要になります。

 例えば、勉強したくない人は、私は頭が悪いから勉強ができないと

 理由づけ
をするのです。

 この時の競争相手というのは、世間と想定することもあります。

 致し方なく努力をせざるを得ない状況に陥ったら、頑張ったふりをして

 『やっぱり、私には無理でしたね』とすぐに努力を中止しようとする

 傾向があります。

 もう一つの努力は『完全への努力』です。これは次のような考えに

 基づいて、努力をします。

 『もし自分がこの人たちの役に立てるとしたら何ができるだろう』です。

 人の役に立つためには、自分が今出来ることを精一杯努力し、しかも

 相手の役に立つレベルまで向上させます。周りとの比較ではなく、より

 上を目指すことになります。

 この考えは、他人と一緒になって、何かを実現するという感覚

 なります。上手く行かなくても、次どうしようかと一緒に努力します。

 この輪を広げていくと所属する組織が貢献する顧客に、そして社会に

 繋がっていきます。これが人間の幸福感となります。

 優越への努力では、相手に勝つことが目的になりますので、その時勝った

 としてもまた標的を
作ります。自分の優位性を保とうとします。

 努力をしたとしても、ずっと満たされない努力なのです。

 私は学校のいじめの問題には詳しくないですが、いじめの連鎖もこの

 ようになっていくのではないかと想像します。
 
 残念ながら今までの組織の在り方は、優越への努力をすることを

 誘発
してきました。私たちは、知識社会に対応できるように組織内部を

 変革していく必要に迫られています。

 どういう手順でやればいいかを示してくれたがのドラッカー

 先生の書籍の数々です。詳細については、次回のブログにて

 お伝えします。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | アドラーの世界

2021年04月04日

地域戦略CD版解説【強者の地域戦略と弱者の地域戦略 第3回】

◆弱者の地域戦略の最終回です。

 前回1〜5までお伝えしましたが、今回は6〜10です。

  6.弱者は営業地域を狭くして営業力の分散を避ける
  7.弱者は弱い地域は切り捨てて強い地域をより強くする
  8.重点地域には必勝の戦術力を投入する 
  9.大事な情報は競争相手に知られないようにする
  10.弱者は調子に乗らない、小さな成功で生活を変えない


 この辺りになるとドラッカー先生の言っていることとぴったりと

 合ってきます。

 例えば、

  『弱者は営業地域を狭くして営業力の分散を避ける』

 とは、業績の鍵は集中にあるという言葉そのものです。

 地域戦略に限らず、経営を意識せず行っているどんどん

 広がっていきます。意図的に集中させるようにするのが社長の

 役目
です。

 同じく

 『弱者は弱い地域は切り捨てて強い地域をより強くする』

 は、創造的破壊を意味します。計画的に廃棄するのが、社長の

 最初にやるべき仕事
ですね。

 詳しくは、動画で確認してください。

  <<次回4月11日11時〜>>
        『1位の地域作りと陶山訥庵の戦略 第1回』をお送りします。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域戦略

2021年04月03日

どれだけセミナーを受けても、業績は変わりません

◆セミナーをどれだけ受講しても、業績にほとんど変化は

 ありません。高いセミナーや有名講師の講義を受けても

 同じことです。

 セミナーに参加して情報を仕入れると、確かに聞いた

 ことがないことや知らなかった情報を仕入れることが

 できます。しかしそれをそのまま社内に持ち帰って

 実行してもほとんど業績に影響はありません


   どれだけセミナーを受けても、業績は変わりません

  ★動画deプログ解説はここから★



 話し手の立場からお伝えすると、2時間のセミナーを

 開催したとします。最初から本題に入ると全員が興味を

 なくしてしまいますので、掴みから入ります。

 特に、初めて参加される人が多い場合は、この時間が長く

 かかります。どういったことに興味があるのかを探

 必要があるからです。

 仮に、これに15分ほど費やしたとします。次に本題に

 入る前に知識レベルを合わすための前知識の話をします。

 内容によっても違いますが、15分から30分。

 そしてようやく本題に入ります。60分で伝えたいという

 内容を多くても4つ。おそらく3つぐらいが精一杯です。

 しかもそれは要約しての話です。その結論に達した背景を

 多くの場合、端折ってしまっています。

 このようなことから、結論だけを自分なりに解釈しても

 おおむね理解が浅い状態
です。

 以前私は、ある例会で証券会社の人が、行動経済学を考え

 ればこういうことが解かります。とおっしゃっていました。

 そのときは、なるほどなぁ〜と思ったのですが、今となっ

 ては何を言っていたのかさっぱりわかりません。

 しかし、その直後私は『行動経済学』をネット検索し、

 書籍を取り寄せ読んでみました。確かに、その通りだと

 私は腹に落ちました。

 そこで私はこの内容を講義に入れるために、自分の体験に

 置き換えていました。そして私は講義することで、さらに

 行動経済学を理解することができたのです。理解したとい

 っても、ほんとひとかけらに過ぎません。

 それでも中には、セミナーや経営者の話を聞いてヒントに

 なったという人
がいます。このような場合2通り考えられ

 ます。一つは、もともと経営実力が高く、課題も明確

 なっておりこの解決策のヒントなった場合です。

 おそらくこの人は、さらに研究して自社の課題を解決するに

 はどうすればよいかを深く考えたに違いありません。

 経営実力が高い人は、こうしてどんな人の話を聞いてもヒント

 にしていくことができます。

 もう一つは単に知識が増えただけの人です。この知識を

 知らない人にひけらかすことで自己の承認欲求を満たす

 ことができます。

 ドラッカー先生の言葉をお借りすると、前者は組織の成果に

 焦点を合わせている
人です。

 後者は、自己の優越感に焦点を合わしている人です。

 経営者がまずやらなければならないことは、経営実力を

 高めること
です。それもせずヒントだけを貰おうとしても

 浅知恵にしかなりません。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略