2020年05月03日

兵は多益に非ざるも

◆行軍篇では、読んで字の如く軍が移動するときの注意事項です。

 次のように8つの節に渡って解説されていますが、軍の進行

 ですので、経営に置き換えることができませんでした。

 この行軍篇は、ブログに書くようなことはないかなぁ〜と

 考えて読み進んで、あと2節というところになって、経営に

 応用
できることが書かれていました。
 
  39.四軍の利は、黄帝の四帝に勝ちし所以なり

  40.軍は高きを好みて下きを悪み

  41.水流至らば、渉るを止め

  42.絶澗に天井に遇わば、亟かに之れを去り

  43.軍の行に伏匿す可き者有らば

  44.敵の近くして静まる者は

  45.杖きて立つ者は、飢うるなり

  46.兵は多益に非ざるも


 一つは、組織の統率が取られているかどうかを見抜く方法です。

    兵は多益に非ざるも

   ★動画deブログ解説は、ここから★


 もう一つは、組織の規模だけで勝ち負けが決まらないという点です。

 孫子は、軍営が騒がしく、上官が叱り付けているのは敵兵が

 戦いにあきかきしているからだと言っています。

 社内に置き換えるとトップが感情をあらわにして叱りつけて

 いるのは、従業員の士気が落ちている
と考えられます。

 やたらと賞罰によって人のやる気を起こそうとするのも同じ

 ことが言えます。

 また、十分な考えもなく、兵力数だけを多くして猛進するよう

 では敵の捕虜になるのが落ちだと言っています。

 組織は規模ではなく、目的に応じてその規模は運営方法が

 変わってきます。目的と手段を間違えるとこういうことになる

 のです。

 規模を目的にすると、売上高を上げて行かなければなりません。

 規模を大きくするには、お金がいるからです。お金を回すため

 に売上高が気になります。しかし規模を大きくするには、それ

 以上に組織を整備するためにお金が必要
になるのです。

 そしてさらに売上高が気になり出します。

 内部留保が残らず、今のように社会情勢が激変すると倒産

 追い込まれるのです。

 行軍篇は、後半部分を中心にライブで解説したいと思います。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 孫子の兵法